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by watarajp

小泉政権に思う

今日、TVを見ていたら、谷垣財務大臣が消費税8%の竹中案ではきびしい、というようなことを言っていた。
小泉政権というのは、非常に無責任な政権だと私は思う。首相在任中は、消費税を上げないといい、財政をさらに悪化させ、増税という尻拭いは、次期政権において行う。
私自身も、増税は、いやです。でも、自分の政権で増税しないっていうなら、そのための財政削減、とりわけ無駄使いこそやめるようしなくてはならない。この5年間でやったことといえば、道路公団の分割、郵政民営化法案の成立、地方交付税の削減と合併の推進、だろうか?
しかし財政的には、さほど効果があったように思わない。

現在、官庁の改革もやっているようだが、抵抗もあり、うまくいかない。
本当の意味で既得権益者には手が出せないのだろうか?
規制緩和といっても、実態は、さほどいい方向に動いていないのではにかと思う。
企業の持ち直しと株価上昇には役立った。だが「格差社会」の言葉にあるように実態は、そうそう万万歳というものではない。
企業の業績がいいというのは、派遣労働やパートの増加など人件費の削減のための規制緩和の結果である。弱者切捨ての結果である。
もちろん、グローバル化の時代にあって、弱者救済だとか税を通じた国家による再分配といった余裕そのものがないのかもしれない。ただ、強者と既得権益者のみが得する社会になりつつある。もちろん、民主党になっても同じだなかったかと思う。
そもそも二大政党制は、比較的似た政党が相互に政権を交代し、ある意味、社会への不満が急進化しないための方策でもある。批判があったとしても反対側の政党によるいくばくかの改良政策を通じ安定した国家体制を作るのが目的だから、タブン、自民党でも民主党でもさほど変わらない政策をするしかなかったであろう。そうでなくしては、二大政党制の意味はないし、現在の国際環境の中では、小泉的政策をある程度採用しなければ、日本そのものが沈没する可能性があったかもしれないからだ。
ただ、増税に関して言えば、確かに消費税の支払いを売り上げ1000万以上の事業者にしたことは、本当に大きいのではないかと思う。
私自身も、所得税より、消費税をたくさん支払うという現状ですね。零細企業、個人事業主にはきついと思っている。
個人事業主が、廃業するというのもよくあるようである。
他方で消費税の還付を受けている大企業(トヨタなどの輸出企業)もあるようであるが。。。。

どちらにしても、この秋には、小泉は退く。
もちろん評価はいろいろであろう。ただ、ここまで人気のあった政権というのは、ある意味、すごいことである。それは、国民がこれほどまで小泉首相に期待しているということであり、(何に期待したのか分からないけど)何をやったのかととわれるのだろう。
私自身は、いったい国民は、この政権の何を支持してきたのだろうかと思うのですが。

所詮自分の周りで、失業など身近な悪いことがなければ、劇場型の小泉政治は、面白いのだろう。なにせ人気はまだまだあるのだから。
by watarajp | 2006-04-30 17:10 | 政治、社会