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by watarajp

牧野洋著「バフェット」感想

投資の神様バフェットを扱った本を読みました。
彼の生い立ちから、現在(著書が書かれたのは1999年)までの人生記です。非常におもそろいです。ずっと、名前は知っていましたが、それ以上は知りませんでした。
多くのブログで彼の言葉を紹介しており、ずっとどんな人か知りたかったのです。私自身は、投資家というようなものでもないですし、そんなに余裕資金があるわけではありません。
しかし、私がこの本を読んでいいなぁと思ったのは、自分の好きなものをつくる企業に、信頼できるCEOを生み出した企業に彼が投資しているところです。
コカコーラしかり、ジレットしかり。
そして、長期投資であること。特殊な内部情報によって利益を得るような取引でないこと。一般人でも探せる情報を彼独自の分析をし、買い進めていること。などです。
誰もが、彼のようにできるわけないでしょう。ただ、株式に投資するということが、現在流行のディトレードではないことは確かでしょう。

もちろんディトレードで成功している人もいるでしょう。私は、それを否定したいわけではありません。ただ、預金から株式へと余裕資金をシフトするなら、その企業に将来性を成長性をずっと託していけるそうした銘柄でありたいなぁと思ったのです。

日本の企業経営者は、投資家より自らのことを考えているという事件もありましたが、氷山の一角かもしれません。カネボウや西武でも不祥事はありましたし。
やはり、日本の企業家・経営者も株主のほうを見ていただきたいと思ったしだいです。この本の中で出てくるトヨタの評価はいろいろな意味で考えさせられました。
ただ、贅沢な資金を内部留保する経営者に対してアメリカでは批判的というのはお国柄の違いもありますが、なるほどと思いました、。
新たな技術開発、投資、それらができなければ、その余裕資金を株主のために使う(配当や自社株価買い)というのは、米国企業が、どこを向いているか分かりますね。

私自身は、日本企業と米国企業どちらがいいか実際分かりません。
投資家の立場からすれば、米国型がいいのかもしれません。しかし、日本株式会社といわれたように企業に家族性共同性を求める日本では、、まず従業員のことを考えるのでしょうね(??確かかどうかは分かりません)、多分。だから賞与等にしがち。企業を赤字にすることも意外と厭わないところも日本の場合、あるかもしれません。
働く人にとっては、やはり日本型のほうがよいのでしょうか??


最近では、日本でもアメリカ型企業を目指しだしましたが、今後、日本型資本主義から米国型資本主義への移行は、進むことはあっても舞い戻ることは少ないでしょう。
だったら、経営者の立場優先の企業統治でなく株主優先の企業統治であってほしいと思うのですが。。。。。。。
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by watarajp | 2006-05-06 16:15 | 読書