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by watarajp

国籍留保のこと

以下の文章ですが、一部法律の理解で誤っているところがあります。それは、最後に追記として書きます。本当は、訂正が必要です。


我が家の子は、海外で生まれたため国籍留保してある。

しかし、母側の国籍である中国の国籍はない。だから日本国籍のみだ。にもかかわらず、国籍留保が必要なのだ。これって不思議じゃありません??

理由は複雑だ。南北アメリカや欧州のように二重国籍を認めたり、出生地主義を取る国と違い、中国は、血統主義を採る。しかも二重国籍を認めない。それゆえ、出生証明書(公安局衛生部発行)の発行の際、日本国籍を選択するか中国国籍を取得するかをたずねられる。

ここで、中国国籍を選択しますといって、とりあえず、中国国籍をとり、その後、出生届と国籍留保を届ければ二重国籍者(22歳までの)となる。

しかし、中国国籍を選択しません、日本国籍を選択します、とすると中国国籍はなく日本国籍のみとなる。

しかし、国籍法12条によって「出生により外国の国籍を取得した日本国民で国外で生まれたものは、戸籍法の定めるところにより日本国籍を留保する意思を表示しなければ、その出生の時にさかのぼって日本国籍を失う」制度のため国籍留保が必要となる。
これは日本側が、あくまで本来もうひとつの国籍が取れるはず、それを確認できないから、二重国籍の禁止国・中国において中国国籍をとらなくてもとっているとみなされるそうだ。

我が家の子のように、たとえ中国国籍選択しないといってもそうなのである。
二重国籍の方がいい、という人は別にして、こうなると分からない。
日本国籍しかなくても、戸籍には「国籍留保」が明記される。しかも22歳までに国籍選択届を提出しないと日本国籍を喪失する可能性があるんだって。。。

二重国籍者でなく日本国籍しかもっていなくても日本国籍を喪失する可能性がある!

怖いことだ。

これらは、誰もが、外国の国籍が取得できればそれを望むのが当たり前、という前提があるのだろうか?私自身も最初、二重国籍でも言いと望んだが、妻が日本国籍だけでいいとし、説得されてしまった経緯もある・・・

人それぞれ考え方があるので何といったらいいかわからないが、日本国籍しかなくても日本国籍を喪失する可能性があるというには、なにか法律の不備を感じる。

また、日本で生まれた二重国籍者は、国籍留保を必須としないので(これも不思議)そのままの可能性もある。もちろん多重国籍者であれば、国籍留保していなくても国籍選択は必要となる。(タテマエのハナシ)
しかも、国籍選択届けを出しても相手国によっては必ずしも、外国の国籍がなくなるわけではない!

なんか法律の不備を感じます。


追記:国籍法と戸籍法の理解において一部間違いがあります。
出生にあたり国籍法に基づき国籍が判断されます。その事務手続きとして戸籍法が具体的にあります。
つまり現在、わが子は、中国国籍を有しながら中国における戸籍を持たない(手続きの不備ゆえ)と考えられるようです。
ゆえに国籍留保が必要のようです。
あくまで日本側の説明ですが。
by watarajp | 2006-09-06 10:55 | 政治、社会